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屋根工事
2025/01/11

【2025最新】屋根葺き替え工事の費用相場!補助金活用や業者選びのコツまで

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「屋根の葺き替えにかかる費用はどのくらい?」
「補助金は使えないのかな」
「信頼できる業者を選ぶポイントを知りたい」

このような悩みを抱えている方は少なくありません。

築年数が経過した建物の屋根は、早めのメンテナンスが重要です。雨漏りや劣化が進んでからでは、修復にかかる費用が高額になってしまうためです。

葺き替え工事は100万円以上かかる大規模な工事となります。建物の状態や選ぶ材料によって費用は大きく変動するため、適切な判断基準がないと必要以上の出費を強いられる可能性があります。

しかし、場合によっては補助金を活用したり、工事の時期を見極めたりすることで、費用を抑えることは十分可能です。

この記事では、葺き替え工事の費用相場から、補助金の活用方法、業者選びの基準まで詳しく解説します。具体的な事例も交えながら、賢く工事を進めるためのポイントまで紹介していくので、屋根葺き替え工事を検討されている方はぜひ参考にしてください。

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屋根葺き替え工事とは?

屋根葺き替え工事は、既存の屋根材を全て撤去し、新しい屋根材に交換する工事です。野地板などの下地材からやり直すため、最も本格的な屋根リフォーム工事といえるでしょう。

一般的な工事の流れは、足場の設置から始まり、既存屋根材の撤去、野地板の点検・補修、防水シートの敷設、新しい屋根材の施工、そして棟板金の取り付けまでを行います。全工程の所要期間は、天候や建物の状態にもよりますが、一般的な戸建て住宅で7〜10日程度が目安です。

葺き替え工事では、屋根カバー工法(重ね葺き)とは異なり、下地材まで確認できるため、雨漏りの原因となる劣化箇所を完全に特定し、補修することが可能となります。その結果、新築時と同等の性能を実現することができるのです。

また、重い瓦屋根から軽量なガルバリウム鋼板への変更など、建物の構造に合わせた屋根材の選択も可能です。これにより、建物全体の耐震性を向上させることもできます。

工事期間中は騒音や振動、粉塵が発生するため、近隣への配慮は不可欠となります。適切な業者を選び、綿密な計画のもとで工事を進めることが重要です。

屋根の葺き替えについて、より詳しく知りたい方は以下の記事をご参考ください。

【屋根材別】葺き替え工事の費用相場

屋根葺き替え工事の費用は、屋根材の種類によって大きく異なります。一般的な30坪の戸建て住宅では、葺き替え工事に100〜200万円程度の費用がかかります。

以下では、代表的な3種類の屋根材の費用相場をご紹介します。見積もりを依頼する前に、おおよその費用感を掴んでおきましょう。

屋根材費用相場
スレート屋根130〜170万円
瓦屋根150〜250万円
ガルバリウム鋼板100〜160万円

屋根材1:スレート屋根の葺き替え費用

スレート屋根の葺き替え工事は、一般的な30坪の住宅で130〜170万円程度が相場です。

ただし2004年以前の建物では、アスベスト含有の可能性があり、その場合は専門的な処理が必要となるため、30〜50万円ほど追加費用が発生します。

特徴内容
耐用年数15〜20年
重量1㎡あたり20kg程度
メリットカラーバリエーション豊富、価格が比較的安価
デメリット衝撃に弱い、経年で色褪せしやすい

屋根材2:瓦屋根の葺き替え費用

瓦屋根の葺き替え工事は、30坪の住宅で150〜250万円程度が相場です。

重量があるため、耐震性を考慮した補強工事が必要になることもあり、その場合は追加費用が発生します。

特徴内容
耐用年数50年以上
重量1㎡あたり50kg以上
メリット耐久性が高い、日本家屋に調和
デメリット高価格、重量による耐震性への影響

屋根材3:ガルバリウム鋼板の葺き替え費用

ガルバリウム鋼板の葺き替え工事は、30坪の住宅で100〜160万円程度が相場です。

断熱材一体型を選択すると、20〜30万円程度の追加費用が必要となります。

特徴内容
耐用年数30〜40年
重量1㎡あたり5kg程度
メリット軽量で耐久性が高い、工期が短い
デメリット金属音が響きやすい、変色の可能性あり

屋根工事の種類別の費用相場について、詳しく知りたい方は以下の記事をご参考ください。

葺き替え工事で補助金や火災保険は使える?

葺き替え工事では、補助金制度や火災保険を活用することで、工事費用を大幅に抑えることができます。

補助金制度は目的別に複数の種類があり、長期優良住宅化リフォーム推進事業では最大80万円、省エネリフォームでは工事費の20%(上限30万円)程度の補助が受けられます。

特に断熱材一体型の屋根材を使用する場合や、耐震性を高める目的で葺き替える場合は、補助金の対象となりやすいでしょう。

一方、火災保険は自然災害による損傷が対象となります。台風や雪害、雹災など、突発的な災害で屋根が損傷した場合、保険金を活用して修理費用を賄うことができます。

ただし、経年劣化による損傷は補償対象外となります。

災害に起因する補修の場合対象の有無
台風による強風被害対象
積雪による損傷対象
雹による破損対象
経年劣化による損傷対象外

なお、補助金と火災保険は状況に応じて併用することも可能です。工事前に各種制度の適用条件を確認し、適切に活用することで、費用負担を最小限に抑えることができます。

屋根工事の火災保険や補助金について、詳しく知りたい方は以下の記事をご参考ください。

葺き替え工事の費用を抑える3つのポイント

葺き替え工事は大規模な工事となりますが、以下の3つのポイントを押さえることで、費用を適切に抑えることが可能です。

これらのポイントを意識することで、品質を落とすことなく費用の最適化が図れます。

ポイント1:複数社から見積もりを取る

同じ工事内容でも、業者によって見積金額は大きく異なります。最低でも3社以上から見積もりを取得し、工事内容や価格を比較検討することが重要です。

見積もり時には、使用する材料の品質や仕様、工事範囲、保証内容などを細かく確認しましょう。特に足場代や廃材処理費、諸経費などの項目は、業者によって計上方法が異なるため、しっかりと確認が必要です。

ただし、価格の安さだけで判断せず、施工品質や実績なども含めて総合的に検討することが賢明と言えます。

ポイント2:外壁工事と同時施工する

足場の設置費用は、工事費用の大きな部分を占めます。そのため、外壁工事と同時に葺き替え工事を行うことで、足場代を効率的に抑えることができます。

一般的な戸建て住宅の足場代は20〜30万円程度かかりますが、同時施工することでこの費用を一度で済ませることが可能です。また、まとめて発注することで、諸経費の削減や工事費用の値引きも期待できます。

ただし、同時施工の場合は工期が長くなり、生活への影響も大きくなります。業者と十分な打ち合わせを行い、スケジュールを綿密に立てることが重要です。

ポイント3:工事のタイミングを考えておく

工事の時期によっても費用は変動します。一般的に、12月から2月頃は比較的工事費用が抑えられる傾向にあります。これは、寒冷期は工事の需要が少なくなるためです。

一方、台風シーズン前の5月から8月は工事の依頼が集中し、費用が高くなりがちです。また、年度末の2月から3月も駆け込み需要で混み合います。

工事時期
時期による影響
12月〜2月
比較的安価・工期に余裕あり
5月〜8月
需要増で高額化・工期確保が困難
2月〜3月
年度末需要で混雑・価格上昇

計画的に工事を進めることで、コストを抑えながら質の高い施工を実現できます。

優良な葺き替え工事業者の選び方

信頼できる業者を選ぶことは、工事の品質と費用対効果に直結します。以下の3つの観点から、適切な業者選びのポイントを解説します。

選び方1:施工実績が豊富な業者を選ぶ

施工実績は業者選びの重要な判断材料です。過去3年以内に10件以上の葺き替え工事実績があることが、1つの目安となります。

実績豊富な業者は、様々な建物形状や屋根材に対応できるノウハウを持っているだけでなく、予期せぬ問題が発生した際の対応力も期待できます。施工事例の写真や、可能であれば実際の施工現場の見学を依頼するとよいでしょう。

また、見積書の内容や説明の丁寧さからも、業者の技術力や信頼性を判断することができます。実績の少ない業者や、施工事例の提示を渋る業者は避けるべきです。

選び方2:地域密着型の業者を選ぶ

地域密着型の業者は、その地域の気候特性や建築様式を熟知しています。例えば、海沿いの地域では塩害対策、山間部では積雪対策など、地域特有の条件に応じた適切な提案が期待できます。

また、緊急時の対応も迅速で、アフターフォローも充実している傾向にあります。地域での評判も確認しやすく、実際の施工例も見学しやすいのが特徴です。

特に補助金申請のサポートでは、地域の制度に精通している業者を選ぶことで、スムーズな手続きが可能となります。

選び方3:アフターフォローが充実している業者を選ぶ

工事後のサポート体制も、業者選びの重要な判断基準です。最低10年以上の保証期間があり、定期的な点検サービスを提供している業者を選びましょう。

具体的には、年1回以上の無料点検や、24時間対応の緊急連絡窓口の設置、自然災害後の臨時点検などが充実したアフターフォローの目安となります。

また、施工後の経過観察やメンテナンス時期の案内など、予防保全的なアプローチを行う業者も評価できます。アフターフォローの内容は必ず契約前に確認し、書面で保証内容を明確にしておくことが重要です。

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出典元:トベシンホーム

会社名FCR株式会社 トベシンホーム
本社所在地〒271-0064 千葉県松戸市上本郷2868-8
電話番号0120-685-126
対応エリア東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県

トベシンホームは、関東圏で長年にわたり屋根工事の実績を積み重ねてきた、信頼と実績の外装リフォーム専門店です。長年の経験を活かし、葺き替え工事から部分補修まで、幅広い屋根工事に対応しています。

地域の気候条件を熟知したプロの職人が、お客様の建物の状態を詳しく調査し、最適な工事プランをご提案。さらに、補助金申請のサポートも行っており、申請から施工まで一貫して自社スタッフが担当いたします。

屋根のことでお悩みの方は、まずは無料調査をご利用ください。最短即日での現場調査にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

まとめ

屋根の葺き替え工事は、建物の資産価値と耐久性を高める重要な投資です。工事費用は屋根材や建物の状態によって異なりますが、一般的な30坪の住宅で100〜200万円程度が目安となります。

費用を抑えるためには、複数社からの見積もり取得や、外壁工事との同時施工、工事時期の選択が重要です。また、補助金制度や火災保険の活用も検討しましょう。

信頼できる業者選びもまた、工事の成功を左右する重要な要素です。施工実績や地域密着度、アフターフォローの充実度などを総合的に判断し、慎重に選定することをおすすめします。

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